日本は民主主義国家(のはず)です。でも、その「民主主義」を実感している人は、少ないのではないでしょうか? 私もこうして自分の住む自治体をチェックし始めるまでは選挙に行くくらいで、「そもそも民主主義って何?」という状態でした。
イギリスの政治家であり学者であるジェームズ・ブライスは「地方自治の実践は、民主主義の学校であり、民主主義を成功させる最良の保証(人)である」と言っています。
それでも、横浜は大都市のせいでしょうか、議会と市民の距離が地理的にも、心情的にも遠く、なかなか民主主義を体感・実感する機会が少ないのが実情です。
しかし、それだからこそ議会基本条例を制定する必要があるのです。議会基本条例とは、おおまかに言えば「議会に関する基本的事項について定めた条例」のこと。ただし、市民にとって“生きた条例”“実効性のある条例”とするためには、この条例の中で「(市民との意見交換を含む)議会報告会の開催」や「陳情・請願における請求者の意見陳述」などの市民参加と参加の前提となる情報公開を議会基本条例の条文の中で保障する必要があります。こうして市民と議会(議員)の約束事を条文に盛り込み、実践していくことによって、市民と議会(議員)との距離も縮まり、お互いに成長していくことができるのです。それがジェームズ・ブライス言うところの地方自治の実践、民主主義の学校ではないでしょうか?
でも、実現は難しそうです。なぜなら、「市民にはなるべく参加してほしくない」し、「(市民に隠したまま)自分たちに都合のよいように議会基本条例を作ってしまおう」と思っている議員さんが多いからです。
それでも、「声を上げ、行動して良かった!」と思えることが起きました。「(条例を制定する前に)まずはこの委員会から市民参加と情報公開を保障してください!」という意味を込めて、前回に引き続き2012年4月5日に横浜市会基本条例の制定に関する調査特別委員会に傍聴願を出したところ、賛成議員が2名増えて4名となりました。やったぁ、ありがとうございます\(^o^)/
横浜市会基本条例の制定に関する調査特別委員会所属議員名簿と
傍聴願に対する賛否一覧
| 賛否 |
議員名 |
役職 |
所属 |
選出区 |
当選回数 |
| ◎ \(^o^)/ |
井上さくら |
|
無所属 |
鶴見区 |
5 |
| ◎ \(^o^)/ |
荒木由美子 |
|
日本共産党 |
南区 |
4 |
| ◎ \(^o^)/ |
有村俊彦 |
|
みんなの党 |
鶴見区 |
1 |
| ◎ \(^o^)/ |
伊藤大貴 |
|
みんなの党 |
緑区 |
2 |
| × (T_T) |
草間剛 |
|
自由民主党 |
都筑区 |
1 |
| × (T_T) |
斉藤達也 |
|
自由民主党 |
緑区 |
3 |
| × (T_T) |
嶋村勝夫 |
委員長 |
自由民主党 |
都筑区 |
9 |
| × (T_T) |
松本研 |
|
自由民主党 |
中区 |
5 |
| × (T_T) |
今野典人 |
|
民主党 |
緑区 |
4 |
| × (T_T) |
花上喜代志 |
副委員長 |
民主党 |
瀬谷区 |
9 |
| × (T_T) |
高橋正治 |
|
公明党 |
緑区 |
3 |
| × (T_T) |
和田卓生 |
副委員長 |
公明党 |
旭区 |
6 |
データは 2012年4月5日現在のものです |