資料集

横浜市選挙管理委員会発行『あと5年』▲TOPページ
 横浜市選挙管理委員会が中学3年生用社会科副教材として発行している『あと5年』という冊子はとてもよくできています。

  “「あたりまえのコト」ってホントにあたりまえ?”という質問形式の副題がついていますが、これ、「民主主義」や「選挙」を考える上で、とてもよい副題だとは思いませんか? 各ページにも次のような標題がついています。

 “民主主義って? その主役はいったい誰?”
 かつて12人を13人で選んだ選挙もあったんだ。
 なんでいろんな種類の選挙があるの?
 投票所ってどんなところ?
 立候補者ってどんなことをするんだろう?
 投票率と世界の選挙あれこれ。
 地方自治は「民主主義の学校」。

興味のあるところだけでもけっこうです。ぜひ読んでいただけたらと思います。

表紙画像

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なお、6ページ(1)と12ページ(2)の写真は、著作権の関係から載せることができませんでしたが、横浜市選挙管理委員会作成のホームページ『あと5年』2008年版で見ることができます。

 ところで、この冊子は横浜市中央図書館の[314議会(314.8選挙 選挙制度)]の棚で見つけました。借りようと思ったら、禁帯出で館内のみの利用。えっ? “民主主義の砦”と言われる図書館で……民主主義の基本テキストが借りられないとは……。

 どうしても読みたかったので、入手可能かどうか、横浜市選挙管理委員会に問い合わせてみました。すると、「何冊ご入り用ですかぁ?」とのお返事。とりあえず、1冊をお願いし、インターネットでの公開についても確認したところ、発行元を示し、著作権にふれる一部の写真を除けば可能だとのこと。

 そこで、公開することにしました。というのは最近、「あれはダメ! これもダメ!」との声に反応して、図書館が閉じられる傾向にあるからです。図書館は議会同様、市民にとって開かれたものであって欲しいですよね。繰り返すようですが、地方議会(自治)の別名は「民主主義の学校」。図書館の別名は「民主主義の砦」なのですから。

データは 2013年9月4日現在のものです

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