| 会議録:No.64 |
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2021(令和03)年09月22日 全員協議会 全員協議会 会議記録 1 日時 令和3年9月22日(水)午後1時30分開会 2 場所 議場 3 出席議員 別紙一覧表のとおり 4 出席理事者 別紙一覧表のとおり 5 出席事務局職員 事務局長 入江広海 庶務課長 根本真光 議事調査課長 鈴木章雄 議事調査課長補佐 飯澤信幸 議事調査課長補佐 河嶋宏 議事調査課主幹 宮田正悟 議事調査課主査 鈴木直樹 議事調査課主査 籾井俊二 6 会議に付した事件 松戸市病院事業再編計画(案)について (1)市の方針について (2)松戸市病院事業の再編アクションプランについて (3)松戸市病院運営審議会報告及び意見書について 7 会議の経過及び概要 議長会議宣告 市長挨拶 議題 傍聴者 36人 松戸市病院事業再編計画(案)について (1)市の方針について 木村みね子議長 それでは、松戸市病院事業再編計画(案)についてを議題といたします。 なお、本議題に対する質疑等は後日、文書で提出をお願いすることから、(1)から(3)の説明の後に確認する時間をとりたいと思います。 まず、担当課の方におかれましては、発言する際には挙手をしていただいて、何課の誰と大きな声でおっしゃっていただけますでしょうか。私から確認できればすぐするのですが、なかなかこちらから見えないところもありますので、皆さん、何とぞよろしくお願いいたします。 それでは、(1)市の方針について、健康福祉部長、お願いいたします。 健康福祉部長 本日は、松戸市病院事業再編計画(案)につきまして御説明の機会をいただき、御礼を申し上げます。 私からは、まず初めに、東松戸病院の開設から現在に至るまでの経過を御説明いたします。次に、東松戸病院のあり方に関します市の方針につきまして御説明いたします。 まずは、東松戸病院のあり方に関します検討経過につきまして、改めて御説明させていただきます。 東松戸病院は、国より旧国立療養所松戸病院の払い下げを受け、平成5年の開設以降、附帯事業としての介護老人保健施設梨香苑とともに、在宅支援機能と回復期医療を含めたサービス拠点としての役割を担ってまいりました。しかし、施設及び設備は払い下げ前からの期間を含め50年以上が経過し、経年劣化と耐震性能の脆弱さにより災害対応が難しい状況となり、今後の方向性を検討することが喫緊の課題となっておりました。 このような状況の中、東松戸病院のあり方につきましては、当時の国保松戸市立病院も含めまして、平成13年12月に市立病院検討特別委員会を設置していただき、30年11月までの間、中川英孝委員長を始め、委員の皆様に長年にわたり議論をしていただきました。改めて感謝を申し上げたいと思います。まことにありがとうございました。 この間の経過につきまして、少々お時間をいただき御説明させていただきます。 お手元の右上に「参考資料」の記載があるものを御覧いただきたいと存じます。 平成23年6月に市議会市立病院検討特別委員会に新病院整備構想を提示させていただきました。この構想には八つの案が示されており、そのうち、構想3と呼ばれる案を執行部が推奨いたしました。この構想3は、旧市立病院を千駄堀に移転新築し、超急性期病院として整備するとともに、旧市立病院跡施設を改修し、日常支援病院を整備するという考え方でございまして、日常支援病院は、東松戸病院を現在の高塚新田から移転することを想定しておりました。 その後、新病院整備につきましては議会を中心にさまざまな議論があり、意見集約に至らず、かなりの時間を要しましたことから、当分の間東松戸病院のあり方に関する検討は保留し、市立病院の移転新築に議論を集中することとなりました。 市立病院を新たに市立総合医療センターとして整備することの見通しがつきました平成28年6月に、病院事業から「病院整備構想策定のための基礎調査報告書」を市立病院検討特別委員会に提出させていただきました。これは、東松戸病院のあり方を含めた今後の病院事業の整備構想策定のためのデータや考え方を構想3を中心に整理したものでしたが、ここでも意見の集約には至りませんでした。 その後、健康福祉部におきまして病院運営審議会を設置し、東松戸病院のあり方につきまして、平成29年11月から計7回の審議会が開催され、30年9月に答申が出されました。答申は、令和元年度の「東松戸病院の経営改善に関する計画の達成状況に基づき、最終的な結論を出すものとする」という内容で、直接そのあり方を示すものとはなりませんでした。 答申直後に開催されました市立病院検討特別委員会におきまして、市長及び病院事業管理者から答申の報告に併せ構想3の取り下げが表明され、これにより、東松戸病院のあり方につきましては比較的フリーな検討が可能な状況となりました。これ以降、本年夏までの1年半の期間、執行部内では、市長、副市長及び特定部長で構成する総合政策会議や、総合政策部長を長とし特定課長で組織する総合調整会議などを開催し、松戸市及び病院事業との情報共有と意見交換を重ねてまいりました。 令和3年3月定例会におきましてこれまでの経過及び現状につきまして御報告させていただき、3年6月定例会におきまして地域医療の現状及び病院事業再編計画(案)の作成に取りかかった旨の御報告をさせていただいたところでございます。 この結果、東松戸病院のあり方につきまして市の方針を定めたところでございます。この方針を踏まえ病院事業再編計画(案)を策定いたしました。 従前ですと市立病院検討特別委員会に速やかに御報告を申し上げることが多かったわけでございますが、案件の重要性と病院運営審議会の答申と審議の連続性がありますことから、本年7月13日と8月6日に審議会にこの病院事業再編計画(案)に関する審議を改めてお願いいたしました。同月20日付けで、審議会から市長宛てに、病院事業再編計画(案)はおおむね妥当であるとした意見書をいただいたところでございます。 続く8月24日に、病院事業再編計画(案)と意見書に関し執行部で協議、調整を行った上で、病院事業再編計画(案)に沿っての本定例会での御説明となったところでございます。 以上が現在までの経過の御説明でございます。 続きまして、松戸市立福祉医療センター東松戸病院及び介護老人保健施設梨香苑のあり方につきまして、本市の方針について御説明申し上げます。 お手元の資料1、松戸市病院事業再編計画(案)の27ページを御覧いただきたいと存じます。 方針、東松戸病院の経営改善に係る行動計画の達成状況や今後の一般会計繰入金の増加が予測される検証結果及び、施設の老朽化の実情を踏まえ、東松戸病院及び梨香苑の方針を次のように定める。 (1)東松戸病院を市の公立病院として継続することは困難であり、令和5年度末(6年3月末)を目途に廃止とする。 (2)東松戸病院が担ってきた医療機能は、民間の医療機関の活用によって対応を図るとともに、回復期以降の医療については新規参入を促すことで確保を目指す。 (3)民間の医療機関の参入が見込めない機能は、市立総合医療センターに引き継ぐ。 (4)病院附帯事業の梨香苑は、東松戸病院廃止に連動して閉鎖する。 この方針を定めました根拠につきましては、大きくは次の①から⑤までの五つがございます。 ①経営改善に関しましては、行動計画を実施いたしましたが、人件費率はおおむね90%で推移し、一般会計からの運営費負担金の削減となるまでの改善には至りませんでした。 ②施設整備に関しましては、コスト削減のため施設改修への投資を先送りしてきましたが、施設の老朽化、耐震性能の脆弱さから建て替えが必須でございます。しかしながら、松戸市財政及び病院経営を著しく圧迫するため、それは不可能でございます。その理由といたしまして、一つ目、建て替えには、規模により違いはございますが、約55億円程度を要するものと見込まれます。二つ目、建て替え費用につきましては、積立金がなく、全額企業債を充当することになりますが、一般会計の負担は毎年約1.1億円が見込まれます。三つ目、敷地利用の形態から、病院を運営しながらの同一規模の建て替えは難しく、医療提供の空白期間が生じるおそれがございます。 ③経営形態の見直しにつきましては、指定管理者制度や地方独立行政法人制度等の選択肢を検討いたしましたが、両者ともに、その導入には施設の建て替えが必要でございます。地方独立行政法人化につきましては、病院全体での移行と併せ、多額の繰越欠損金の解消も必要となります。 ④民間医療機関の動向に関しましては、東松戸病院開院以来、市内の回復期、慢性期の病床は増加しており、今後も一定の参入が見込まれますので、民間の医療機関に委ねることも可能と考えます。 ⑤介護老人保健施設梨香苑につきましては、市内の介護老人保健施設が約1,000床確保され、一定の整備を見ております。また、介護老人保健施設の経営は病院事業の附帯事業でございますことから、本体事業の廃止に伴い廃止せざるを得ないものと考えます。 以上、方針とその理由の御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 (2)松戸市病院事業の再編アクションプランについて 木村みね子議長 次に、(2)松戸市病院事業の再編アクションプランについて、病院事業管理局長。 病院事業管理局長 議題の(2)松戸市病院事業の再編アクションプランについて、説明いたします。 引き続き計画(案)の28ページを御覧ください。初めに、(1)目的でございますが、東松戸病院、梨香苑を廃止した後、本市の医療施策として必要な医療の提供を継続するために、この病院事業再編計画(案)を策定しております。 次に、四角囲みを御覧ください。策定に当たりましては三つの前提条件を設定しております。①市内の地域医療について、必要なサービス水準を維持する。②松戸市病院事業の職員が、継続して働き続けられるようにする。③上記①、②の条件を満たした上で、可能な範囲で、一般会計及び病院事業会計の財政負担を軽減する。以上のことを前提条件といたしました。 そこで、(2)機能再編の方向性といたしましては、東松戸病院が持つ病棟、一般、回復期リハビリテーション、地域包括ケア、緩和ケアといった四つの機能のうち、緩和ケア病棟につきましては市内唯一の病棟でもありますことから、病院事業の責任として市立総合医療センターに移管する必要があると考えております。一方、一般、回復期リハビリテーション、地域包括ケア病棟につきましては、松戸市、あるいは東葛北部保健医療圏における回復期以降の医療提供の状況から、民間医療機関に委ねたいと考えております。その他の機能といたしましては、訪問看護ステーション、健(検)診事業、そして介護老人保健施設である梨香苑がございますが、訪問看護ステーション及び梨香苑につきましては、市内の充足状況から民間事業所施設に委ねたいと考えております。なお、健(検)診事業、主に人間ドックにつきましては、予防医療として疾病の早期発見と適切な治療につなげていくためにも引き続き取り組む必要があることから、市立総合医療センターに移管したいと考えております。 以上のことから、30ページの(3)再編後の医療提供体制につきましては、二つの取り組みとして、一つ目は、健康福祉部において民間医療機関の参入促進に向けた準備を進めます。二つ目は、市立総合医療センターへの機能移管についてですが、緩和ケア病棟の整備につきましては、東松戸病院と同様の20床程度の病床確保を目指します。しかし、病棟設置に必要な施設基準を満たすためには一定の広さを有する病室等の条件があり、現在の市立総合医療センターの病室を改造することでその条件を満たすことは困難でありますことから、新たに別棟を同一敷地内に建設いたします。また、同じく移管する健(検)診事業につきましても、別棟建設に併せて(仮称)予防医療センターを新設し、予防医療に取り組んでまいります。 続きまして、31ページ、(4)廃止後の跡地活用につきましては、病院事業において売却を検討し、地域住民からの要望等があった場合には売却条件を付することを併せて検討してまいります。 次に、32ページ、(5)機能再編による効果といたしましては3点あると考えております。 1点目、市財政負担の軽減。一般会計からの繰出金約5~6億円はなくなるものと想定しております。また、緩和ケア病棟新設等への投資が発生しますが、その財源は廃止後の売却財源をもって充てます。しかしながら、一時的ではありますが、東松戸病院からのスタッフ等が市立総合医療センター等に移動してくることにより人件費率が上昇し、さらに医業収益を拡大しなければ経営が圧迫されることも推察されます。 2点目は、回復期以降の医療の質向上。回復期及び慢性期の病床は不足しておりますが、近年、増加傾向にあり、この分野に力を入れる医療機関は少なくないと思われます。また、市立総合医療センターに新たな緩和ケア病棟を整備することで、医療の質的水準の向上が期待できます。 3点目は、予防医療の向上。(仮称)予防医療センターとして、人間ドックに加え、病気を未然に防ぐ生活習慣の改善指導や広報、予防医療の啓発活動拠点となり、保健所と連携する等、市民の健康づくりをサポートしてまいりたいと考えております。 最後に、(6)病院事業再編の具体的なスケジュール(案)についてでございますが、段階的に、令和4年度を第1期廃止準備期間、5年度を第2期廃止準備期間とし、2か年度にわたって病棟単位で段階的に縮小、廃止を進める計画でございます。 以上のことから、福祉医療センター東松戸病院の機能を民間医療機関、そして、市立総合医療センターが引き継ぎ、公立病院としての医療提供体制を維持してまいりたいと考えております。 私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 (3)松戸市病院運営審議会報告及び意見書について 木村みね子議長 次に、(3)松戸市病院運営審議会報告及び意見書について、健康福祉部審議監。 健康福祉部審議監 松戸市病院運営審議会報告及び意見書につきまして御説明申し上げます。 初めに、松戸市病院運営審議会の構成でございますが、お配りいたしました資料3、委員名簿を御覧ください。委員数は6名、前回の審議会委員8名のうち6名が再任となり、令和3年7月13日に新たに委嘱をいたしております。委員の互選により、会長には、元千葉大学学長で、現在名誉教授でございます、未来医療教育研究機構特別顧問の齋藤康様、副会長には、一般社団法人松戸市医師会会長、東仲宣様が選出されました。 審議会の会議につきましては、本年7月13日及び8月6日の2回を開催いたしました。会議の公開につきましては、病院の閉院など、市民や関係者等に大きな影響を与える事項を審議いたすことから、未成熟の情報を公開することにより不安等を生じるおそれがあり、松戸市情報公開条例第7条第5項に定める非開示情報が含まれる事項の審議を行うこととなるため、同条例第32条の規定に基づき、会長が委員に諮った結果、会議を非公開とすることを決定いたしました。なお、会議録及び資料は、市民に対する説明責任及び情報公開制度の趣旨に配慮し、本日の報告の後、適切な時期に公開を予定しているところでございます。 審議の概要でございますが、初回の7月13日の審議会における主な内容につきましては、経営に対する新型コロナウイルスの影響、医師不足の問題、職員の今後の処遇と人件費負担、緩和ケアと予防医療のあり方、民間医療機関の誘致、再編に伴う経営への影響と財源確保等に関しまして、各委員から御質疑、御意見をいただきました。第2回の8月6日の審議会におきましては、引き続き健(検)診のあり方、再編に伴うシミュレーション、地域医療構想調整会議を活用した官民病院の連携、病床の確保、再編計画(案)の一部修正などの議論を踏まえ、意見書に関してご審議をいただき、意見を集約した結果、令和3年8月20日付けで、松戸市病院運営審議会会長より市長宛てに松戸市病院事業再編計画(案)に対する意見についての提出がございました。 お手元の資料2を御覧ください。審議会会長より提出されました御意見につきまして御説明いたします。 資料2の中段、1の再編計画(案)について、当該計画(案)については、松戸市立福祉医療センター東松戸病院及び梨香苑が施設の老朽化等により公立病院、施設として継続することを困難として、提供してきた医療機能等は民間が主体として担っていくものとしている。 一方、松戸市内の医療機関等の現状を踏まえ、東松戸病院の廃止によって影響が最も憂慮される緩和ケア病棟の機能については、松戸市立総合医療センターに移管し、継続することが明記されていることや、予防医療の啓発等市民の健康維持に寄与する施策が盛り込まれている等、松戸市病院事業の再編として妥当である。 ただし、以下の事項について留意が必要である。一つ目、病院事業の再編は、市民及び関係者に大きな影響を及ぼすことから、慎重な対応を要すること。二つ目、病院事業の再編に伴い、患者・利用者、地域住民及び職員への適切な対応について配慮すること。三つ目、病院事業の再編により影響を受ける医療機関等に対し、医師会、さらには、関係機関と連携を図り、その理解を得て、患者・利用者の円滑な紹介と受け入れを図ること。四つ目、松戸市立福祉医療センター跡地の売却等によって得られる収入については、市民の医療施策に資する使途とすること。 以上のことから、再編計画(案)は4点の留意事項を付した上で妥当であるとの御意見をいただいたものでございます。 また、2の各委員からの専門的意見といたしまして、一つ目、地域医療の充実のため、東葛北部地域保健医療連携・地域医療構想調整会議の場を活用し、病院事業の再編に関する情報の共有と連携を求める。二つ目、機能移管をするに当たっては、東松戸病院を閉院する前に移管先の施設整備が終了していることが望ましい。三つ目、病院事業の再編に必要となる事業費の試算を詳細に行い、その実施に遺漏のないよう進めてほしい。四つ目、病院事業の再編に必要となる財源について、国等の財政支援の活用の検討を求める。五つ目、予防医療機能については、公・民の適切な役割分担と連携のもと、市民の健康維持増進や疾病予防施策について、松戸市立総合医療センターのアピールポイントの構築を求める。六つ目、病院事業の再編により人的資源が集約されることに伴い、労働環境の改善に資する方策を検討するとともに、メンタルケアを含めた職員への配慮を願う。以上の6点につきまして委員の専門的知見からの御意見をいただいたものでございます。 私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 木村みね子議長 議事の途中でございますが、換気及び消毒のため休憩いたします。 休憩午後2時05分
木村みね子議長 再開いたします。 休憩前に引き続き議事を進めます。 本件に対する質疑、意見等は文書で提出を願うこととし、本協議会においては説明に対する確認にとどめたいと思います。提出にあっては、会派に属している方は会派ごとに取りまとめていただき、10月15日(金曜日)までに議会事務局へ文書提出をお願いいたします。なお、質疑、意見とその回答は共有したいと思いますので、御承知おきください。 それでは、ただいまの議題に対する説明に対し確認したい事項はございますか。なお、確認は各会派10分間といたしますので、御了承をお願いいたします。 まず、公明党、何かございますか。 城所正美議員 公明党でございます。 少し確認事項がございますけれども、近年、東松戸病院では一般会計繰出金を減少させてきておりまして、そのことにより計画的な修繕や維持管理を十分に行えていないと理解しているのですが、現状において特筆すべき施設、設備の状況についてお伺いします。 2点目は、東葛北部医療圏では地域保健医療計画の目標値に対して回復期と慢性期の病床が不足しているが、今後の民間病院の動向をどう見ているのでしょうか。また、同病床について公立病院が担う必要性をどう認識しているのか、伺います。 さらに、32ページの機能再編による効果につきまして、②の回復期以降の医療の質向上の中におきまして、「新たな補助制度により創意工夫された民間医療機関を誘致すること」とありますが、補助制度の内容と誘致の見込みについて伺います。 木村みね子議長 答弁をお願いします。 福祉医療センター東松戸病院事務局東松戸病院総務課長 東松戸病院の施設、設備の状況について申し上げます。当院は既に50年を経過した施設ですが、ここ数年は東松戸病院の方向性が決まっていないこともあり、工事や大型修繕を控えておりました。雨漏りなどが発生しますとその都度対応しております。現状での大きな課題は、一番は施設の耐震性能でございます。次に、設備では、非常用発電機、こちらは40年経過しております。また、直近では、8月8日の台風で4号館のエレベーターがとまってしまいました。しかも、新品の部品の在庫がなく、中古の部品を調達するため、復旧は10月になるとのことです。現在、この状況の中、患者に大変御迷惑をおかけしております。本来なら安全な療養環境を提供するべきですが、年々対応が困難になってきました。 地域医療課長 今後の民間病院の動向についてお答えいたします。今後の民間病院の動向でございますが、千葉県による病床配分の実績を見ますと、民間医療機関から病床配分に対する一定の応募がございますので、民間医療機関による病床の整備には期待ができるものと考えております。今後も松戸市医師会等の関係機関と情報を共有し、民間医療機関の動向の把握に努めてまいります。 次に、回復費、慢性期の病床に対し公立病院が担う必要性につきましては、政策医療、あるいは、不採算医療の領域とは言いがたいところもございます。近年、回復期、慢性期は増加傾向にあることから、公立病院が担う必要性は減少しているものと認識しております。しかしながら、市内では東松戸病院のみが緩和ケア病床を運営しているという現状があることから、緩和ケア病床を市立総合医療センターに移管することにより維持したいと考えております。 最後に、補助制度の内容につきましては、初期投資に対する負担軽減や長期的な運営に係る経費の負担軽減もございますが、補助の対象経費を医療機関全体にわたるものとするか、医療機関の意向を踏まえた上で、そのニーズに沿った柔軟な制度設計を図ってまいりたいと考えております。 城所正美議員 了解いたしました。 木村みね子議長 それでは、2番目、松政クラブ。 大谷茂範議員 ございません。 木村みね子議長 3番目、市民クラブ。 末松裕人議員 御説明ありがとうございました。 この問題は正式な場でお聞きするのは初めての機会でありまして、大変重要な問題でありますので、この場では我が会派としては聞き置くということにとどめさせていただきたいと考えております。いずれにいたしましても、説明が縷々ございましたが、今日ここに至る過程においては、現在の流れが審議会での審議をもって廃院の結論を求められるものであるのであれば、我々議会としてはなかなか十分にそのプロセスを共有できず、責任をともに果たすことができないという思いがありますので、やはり、きちんと審議、協議を重ねて、市民に対する説明責任を果たしながらこの問題についての結論を共有していきたいと、このように考えております。 木村みね子議長 それでは、こちらのことに関する答弁はないということでよろしいですね。 続きまして、日本共産党。 宇津野史行議員 日本共産党の宇津野史行です。 何点か確認をさせていただきたいと思いますが、この問題について、既にご案内のとおり、東松戸病院・梨香苑の存続を求める会という方々から2度にわたり議会に要望書が届いております。市長におかれては、こうした声を無視することは許されないとまず申し上げたいと思います。 重複しない範囲で伺いたいと思います。 先ほど、民間の参入が望めるかというところの御質疑がございました。県の地域医療構想によれば、東葛北部保健医療圏で回復期病床が2,528床、慢性期で536床が不足していると言われています。東松戸病院が仮になくなればそのベッドはさらに減り、例えば、回復期は目標値のわずか26.8%の充足率になってしまいます。それを、4年後までに4倍ものベッドを増やさなくてはならないわけですが、こうなってしまうと、撤退が地域包括ケアシステムの崩壊の引き金を引きかねない、そういった事態でありますが、本当にこの地域医療構想を実現する4年後までに4倍ものベッドを確保するほどの民間の期待ができるのかというところをお聞かせいただきたいと思います。 次です。高齢化に伴い、従来の病院完結型医療から、住み慣れた地域や在宅の医療など、地域全体で支える地域完結型医療への転換を国が迫っています。高度急性期病院から介護施設や在宅医療までと一連をつないでいくいわゆる地域包括ケアシステム、この役割を東松戸病院の地域包括ケア病床60床が担っております。そこで伺います。松戸市及び東葛北部医療圏の10万人当たりの地域包括ケア病床というものは何床でしょうか。お聞かせください。 次です。東松戸病院に関してはコロナ禍に当たりどのような対応をし、役割を担ってきたのか、かいつまんでお話しいただきたいと思います。ベッドを用意したとか、ワクチンとか、発熱外来をやっているなどと聞いておりますけれども、簡単にお聞かせいただきたいと思います。 次です。梨香苑について、2018年度の診療報酬の見直しにより、地域包括ケア病床から介護老人保健施設入所というものが在宅復帰から除外されたことになり、介護老人保健施設の入所者確保が難しくなっていると聞いております。梨香苑、そして、東松戸病院の経営に何らかの影響があったのかをお聞かせください。 最後です。東部地域は、前市長の時代の紙敷に市立病院が新しく来るのだという希望を本郷谷健次市長によって絶たれ、今度は東松戸病院までなくされて、根こそぎ持っていかれるような気持ちだと、こういう声が寄せられています。こうした声をどう受け止めるか、お聞かせいただきたいと思います。 地域医療課長 地域包括ケア、回復期リハ病床の民間の医療機関ということでの不足分野についてということで御答弁申し上げます。現在、本市を含む東葛北部保健医療圏におきましては、回復期、慢性期の病床数は、資料1、21ページに記載がありますように、県が定める必要病床数に対しては不足している状況でございます。しかしながら、近年は参入する医療機関も多く見受けられて、県が実施した平成28年度及び30年度の増床計画におきましては、医療圏及び市内の医療機関において、県が示す配分数を多く上回る募集がある状況でございます。今後、この医療分野において力を入れている医療機関の参入は増えるものと考えております。 続きまして、東葛北部保健医療圏の10万人あたりということでの御質疑がありましたので、お答えいたします。松戸市内の地域包括ケア病床は90床であり、本市の人口にて算出したものは18.2床でございます。東葛北部保健医療圏における地域包括ケア病床は436床であり、医療圏内の人口にて算出したものは31.2床でございます。いずれも東松戸病院の60床を含んでおります。 最後に、今後の東松戸病院がなくされてということでの御質疑にお答えいたします。本協議会において市の方針を報告させていただいた後には、地域住民の方々と御相談の上、説明会の実施に向けて調整しておりますが、これまでの東松戸病院に対する御支援、御協力を踏まえ誠意を持って丁寧に説明を行い、地域の皆様の声をお聞きいたしまして、必要な配慮について柔軟に検討してまいります。 福祉医療センター東松戸病院事務局東松戸病院総務課長 2点御質疑をいただいたと思います。 1点目は、東松戸病院の新型コロナウイルス感染症対応につきまして、東松戸病院でのコロナ禍における対応でございますが、新型コロナウイルス感染症患者の受け入れ、検査及びワクチン接種を行ってまいりました。まず、検査につきましては、令和2年2月より保健所で行政検査を行い、病院でのPCR検査を同年6月に、さらに、同年8月からは簡易キットによる抗原検査を実施いたしました。また、松戸市の補助事業でございます無症状者を対象としたPCR検査を9月より実施し、さらに、翌年1月には千葉県より発熱外来の指定を受け、実施しておりました。次に、新型コロナウイルスワクチン接種に関しましては、令和3年5月、高齢者を対象とした松戸市の事業を活用し、梨香苑の入居者に対し接種を行い、同年5月から7月にかけ、千葉県内の医療従事者を対象としたワクチン接種を、さらに、現在も行っております。一般市民向けのワクチン接種も行っております。最後に、新型コロナウイルス感染症患者の受け入れとしまして、令和3年2月から3月まで、1階病棟の3床を新型コロナウイルス感染症病床としての運用を行い、新型コロナウイルス陽性患者に対応してまいりました。 次に、2018年の診療報酬改定の件なのですけれども、こちらにつきましては、梨香苑の入所者状況と比較しまして、病院及び東松戸病院からの入所者数は大きく変動していませんでした。その結果、改定による影響は思った以上に少なかったと思っております。しかし、入所者確保という点につきましては、東松戸病院と同様に施設、設備などが古いため、周辺の介護施設と比較いたしますと老朽化してしまい、厳しい状況が続いております。 木村みね子議長 福祉医療センター東松戸病院事務局東松戸病院総務課長、答弁は簡潔に。宇津野史行議員にきちんと全て答えるようにしていただきたいのです。皆さん、答弁は簡潔にわかるようにお願いいたします。時間が10分しかございませんので、御協力をよろしくお願いします。 宇津野史行議員 御協力ありがとうございました。 全然時間が足りませんが、いずれにしても、民間が参入することが期待されるといっても、4年後に4倍も回復期の病床ができるとは思えません。これを松戸市が率先してさじを投げてしまって民間に期待するということは極めて無責任です。 地域包括ケア病床に関してですが、松戸市は18.2床と言っていました。もし東松戸病院がなくなれば6.1床です。全国平均は65床ですよ。全国平均の1割以下の地域包括ケア病床で、一体、松戸市の地域包括ケアシステムは松戸市が投げ出して誰が支えていくのかという問題、こういったことも含めて引き続き議論していく必要があると思っております。 ありがとうございました。 木村みね子議長 続きまして、立憲民主党。 二階堂剛議員 立憲民主党の二階堂剛です。 初めに、まず、今日の廃止ということは新聞のある1社の報道で知らされて、大変それで驚いているのですけれども、先の宮間満寿雄市長時代から、高齢化社会に向けての急性期から回復期、慢性期の病院が必要だということで用地を買収してやってきて、今、まさに超高齢化社会と言われる中で、必要性がますます増してきているのに廃止ということはどうなのかと私は思っているのですが、そこで、まず1点目は、国がこの間、公立病院は1993年から2019年までに約30万床減らしてきております。コロナ禍で病院が逼迫していると言われておりますけれども、新型コロナウイルス感染症患者を引き受けているのは、約8割が公立病院、民間は2割でしかありません。そういう中で、公立病院の必要性が高まっているこの時期になぜ廃止を発表したのかということが非常に腑に落ちない点なので、しかも、ある新聞社からのすっぱ抜きなのか、誰かが情報を漏らしたのかはわかりませんけれども、こういう形で出されたことについては少し残念なのですが、その辺りの時期、今この時期にということなので、その辺りについてお願いしたいと思います。それから、当然、国はまだ病床稼働率70%以下を廃止する方向で進めております。稼働率を見ますと、東松戸病院の一般病床率は60%、それから、ケア病床は61%、その他のところも70%超で対象になっているのですけれども、そういった国の指導なりがあったのかどうかということと、それから、縮小、いわゆるもう少し小さくして、国も言っていますが、診療所とするとか、そのように病床を減らすとか、そういう方法もあったのになぜ廃止にしたのかお願いします。 それから、職員の関係なのですけれども、正規職員は市立総合医療センターに戻すとこの中に書かれていますが、看護師等を含めて会計年度任用職員も随分いらっしゃいますけれども、それについては、聞くところによりますと、採用しない方向で進んでいると聞きます。民間では、労働契約法では5年を超える雇用は期限のない雇用としているとして、継続して雇用するようなことになっていますけれども、これも今後は、適用除外とはいえ、やはり、そこで働く方々の雇用を守るということから尊重すべきと思いますが、その辺りについてどう考えているか。 以上、お願いします。 木村みね子議長 2点ですね。 答弁をお願いいたします。 地域医療課長 なぜこの時期に廃止を発表したかということについてお答えいたします。東松戸病院の経営改善につきましては、先ほども御説明がありました。関係者の努力で一定の改善に至りましたが、これ以上の改善は難しく、建て替えにはさらに財政負担が伴います。また、東松戸病院の施設は耐震性能が劣り、老朽化も著しく、患者の皆様や職員の安全確保に大きな問題を抱えておりますので、東松戸病院のあり方に関する検討を迅速に進め、早期に結論を見いだしたいと考えております。 病院政策課長 今、二階堂剛議員からいただきました御質疑にお答えをさせていただきます。 まず、今回の東松戸病院と梨香苑の廃止について、国からの指示なのかということなのですけれども、国からの指示、縮小等による検討結果ではございませんが、新公立病院改革ガイドライン並びに6月定例会で報告させていただきました総務省編集の公立病院の再編事例集等につきまして、このたびの病院事業再編計画(案)の策定の際に、これらの資料については十分に参考としたところでございます。また、議員御案内のとおり、東松戸病院のあり方に係る検討につきましては松戸市及び松戸市病院事業の重要課題と捉えておりまして、病院運営審議会の答申を踏まえ、松戸市とともに、経営改善のさらなる推進や経営形態の見直し等、公立病院として継続できる方法を検討してまいりましたが、これ以上の財政負担を求めることは困難であるということから、廃止という結論に至ったものでございます。 続きまして、2点目の会計年度任用職員の御質疑でございます。会計年度任用職員の任用につきましては、会計年度任用職員制度に基づき、職種ごとに翌年度に必要な人数や期間などを精査した上で広く募集を行い、応募者の中から選考を行い、適正に任用してまいります。なお、労働契約法第18条につきましては認識しておりますが、議員御案内のとおり、公務員は適用除外となっております。御理解賜りますようお願い申し上げます。 二階堂剛議員 国からのガイドライン、国からの指示ということはないですけれども、一応いろいろそういうものを参考にしたと今言われておりますので、やはり、それに沿った形で進めてきたのかなという感じを受けました。 それから、会計年度任用職員については、私が指摘したように、公務員は適用除外だから進めるみたいなお話でしたけれども、やはり、この間、経営面の改善とか患者への取り組みを含めて、こういった会計年度任用職員の方々が支えてきたことは事実ですので、公務員の適用除外ということで、まさに今、お話がありましたが、働いている人たちの雇用を守るということも含めて、それから、今まで病院に尽くしてきたわけですから、それは適用しないということは少し道義的にもどうなのかと私は思いますので、やはり尊重して、できるだけ雇用をするように、これは要望していきたいところですけれども、まだこれからどうなるのかは言えませんが、先ほども病院事業再編計画(案)に対する意見書の病院運営審議会からの資料も出ましたけれども、こういう資料がどんどん公表されて、今日出されて、これについてどうかと思うとは言えないものですから、やはりもっと丁寧にこれを進めていく。簡単な今後のスケジュールも出されていますけれども、地域の住民とか、いろいろな関わる人たちの、先ほどの廃止に反対する会の方からの意見が出たりしていますので、これからも慎重な議論を、そこで働いている職員組合とか、いろんな方々が関係しておりますので、議会も今日が初めてですから、これからも十分意見を酌んでいく中で進めていっていただきたいと思います。 私としては、先ほどお話ししましたように、今こそこの機能を生かしていくべきだと思います。老朽化というお話がありましたけれども、再三私も経営改善に向けてどういう努力をしているのかということでいろいろ言ってきておりますが、そういった努力、それから、当然建物が古くなるのはわかっているわけですから、しっかり整備をしてこなかった、その結果として傷みがひどい、耐震性がないという結果になっておりますので、そういうことも見ると、最初から廃止する。先ほど福祉医療センター東松戸病院事務局東松戸病院総務課長から方向性が見えない中で運営してきたというお話がありましたように、やはり、当初の目的の、高齢化社会の中での回復期、慢性期、これをするということで、急性期の市立総合医療センターと一体となってやるということで進めてきたことを急に方向転換しているということについては、少し納得がいきません。 以上で私は終わりにします。 木村みね子議長 議事の途中でございますが、換気及び消毒のため休憩いたします。 休憩午後2時39分
木村みね子議長 再開いたします。 休憩前に引き続き議事を進めます。 次に、まつど未来クラブ。 大橋博議員 よろしくお願いいたします。 我が会派といたしましては、末松裕人議員がおっしゃったとおり、非常に重要な問題だと捉えております。日ごろ、病院のあり方についての議論を会派内でしている時にも、東松戸病院、梨香苑の話は常に、建物の話については建物構造も含めて議論をしているところなのですけれども、そこで、意見、質疑としては後日会派でまとめるとして、1点だけ確認させてください。 27ページ。再編計画の方針の中で、令和5年度末(6年3月)を目途に廃止とするということなのですが、目途に廃止をするということで、決定ではないと思うのですけれども、時期が早まるかもしれないという考え方でよろしいでしょうか。その1点だけお願いいたします。 木村みね子議長 答弁を求めます。 健康福祉部長 御質疑にお答えいたします。目途にと申しましたのは、それまでに整えるべき環境がかなりの状況がございますので、そういった整理をいたしまして、なるべくそれまでに廃止となるように環境を整えてまいりたいということでございます。 大橋博議員 そうですか。ありがとうございます。 なぜこういうことを言うかというと、今の建物が非常に危険だという意見が結構寄せられております。特に3階の梨香苑ですか。その上のケア病棟を含めて、3階、4階が非常に危険だということで、一刻も早く壊したほうがよりいいのではないかという意見が、実は昨日も少し寄せられております。それによってあり方についての中身も少し変わってきてしまうのではないかということで質疑をさせていただきました。詳しくは後日まとめて提出させていただきます。ありがとうございました。 木村みね子議長 続きまして、政策実現フォーラム。 原裕二議員 政策実現フォーラムの原裕二です。説明をありがとうございました。何点か確認したいと思います。 まず、廃止が決まったわけではないですけれども、廃止となった場合の大前提として、まず1問目としては、市立総合医療センターへの影響をお伺いしたいのですが、市立総合医療センターから退院した患者をどこで受け入れるのかという問題が次に出てくると思うのですけれども、そういった医療連携というものは図られると、多分判断されているのだと思うのですが、その辺りの医療連携について、大丈夫だというお話をいただけたらと思います。最近、特に、在院日数が13日を超えるなど長くなっているのですけれども、長くなれば長くなるほど経営には悪影響だと思いますので、医療連携が図られるかどうかをまずお聞きしたいと思います。 続きまして、2点目としましては、説明資料の32ページのところに今後の具体的スケジュール(案)が出ているのですけれども、例えば、地元への説明とか市民の方への説明、そして我々議会への説明、これをどのような形のスケジュールでやっていくのかをお示しください。特に地元の方は、先般、小学校の予定地のところに児童相談所が来るという話も実は新聞報道で知って、今回も新聞報道で知ったということで、大変お怒りになっている方もいらっしゃいます。ですので、地元への説明はとにかく早くやったほうがいいと思うのですけれども、地元への説明、市民への説明、それから、我々議会へ、今後どういうスケジュールにかかわりがなってくるのか、議決も含めてできたら教えていただきたいと思います。 続いて、3番目としては、跡地の活用についてですけれども、今回は売却ということで方針が示されましたが、この売却の方針はもう変わらないのか。例えば先ほどの児童相談所の件も含めて、地元向けの施設がかなり減ってしまうのですが、もし仮に要望があった場合に、この売却をしないで、一部でもいいですけれども、例えば地元向けの還元施設みたいなものをつくることを考えられる余地があるのかを確認したいと思います。 それから、4番目としては、緩和ケア病棟についてお伺いします。高度急性期の市立総合医療センターの中で、今度、緩和ケア病棟ということなのですけれども、非常に不思議に思っていまして、高度急性期における緩和ケア病棟を一緒にやっているところが日本でどのくらいあるのか、もし御存知だったら教えていただきたいと思います。それと、そもそも緩和ケア病棟を市立総合医療センターに持ってくるということは経営的にプラスになるのかどうか。これは、今の東松戸病院でやっていた時に経営的にプラスになっていたのかを聞きたいのですけれども。それとも、マイナスなのだけれども、ほかにやっているところがないのでどうしてもやらなくてはいけないという社会的意義で千駄堀に持ってくるという方針となったのか、そこら辺を教えてください。 木村みね子議長 答弁を求めます。 病院政策課長 原裕二議員から何点か御質疑をいただきましたので、順次お答えをさせていただきます。 まず1点目、東松戸病院を廃止した場合の市立総合医療センターへの影響ということですが、まず、市立総合医療センターで手術あるいは治療を終えて退院する患者は年間におよそ1万3,000名おります。退院後に引き続き治療が必要とのことで東松戸病院に転院する患者は230名前後でございます。割合としては退院する患者の約1.8%でございます。仮に東松戸病院がこのまま廃止となった場合は、別の回復期以降の病院に転院先を求めることになりますので、今後、議員も言及されておりましたが、在院日数を短縮するためには、これまで以上に地域の医療機関との連携強化が重要になってくると、そのような認識を持っております。また、経営の面で捉えますと、東松戸病院の医療従事者は現在約150名おりますが、そのうち市立総合医療センターでの勤務を希望する職員がどのくらいいるのかは、まだ意向調査を行う前の段階でございますので、詳細はまだ不明なのですけれども、この希望者を配置するための人件費が一時的ではございますが増加するということで、影響はあると、そのように認識しております。しかしながら、市立総合医療センターにおいて、緩和ケア、また、リハビリの充実、新たな加算の取得等、医師を始めとする医療スタッフが増えるということで、医業収益の拡大につながるものと、そのように認識を持ってございます。また、自己都合退職等によって数年後に適正な人員配置に戻ると考えておりますので、経営に対する影響というものは最小限にとどめたいと考えてございます。 続きまして、二つ目、全国で、急性期の病院で緩和ケアを行っている、そういった事例は把握しているかということでしたが、全国は調べておりませんが、千葉県内において調べたものがございますので、御報告させていただきます。県内におきましては、公立のがん診療連携拠点病院が緩和ケア病棟を確保しているという病院が幾つかございます。まず、東葛南部におきましては船橋市立医療センター、そして、木更津市になりますけれども、君津中央病院、そしてあと、旭市になりますが、旭中央病院等が緩和ケア病棟を、いずれも20床を有しております。また、緩和ケア病棟の市立総合医療センターへの移管に対しての事由でございますが、こちらについては、先ほど来病院事業再編計画(案)の中で御説明しましたように、市内でやはり唯一であると。東松戸病院が20床を提供している唯一の公立病院としての使命を、やはり市立総合医療センターに引き継ぐ必要性と、そして責任から、このたびの病院事業再編計画(案)に盛り込んだものでございます。 木村みね子議長 病院政策課長、簡潔にお願いします。 地域医療課長 スケジュールについて御答弁申し上げます。本議会でいただいた御意見につきましては、10月下旬を目途に必要に応じて意見反映と修正を行います。続きまして、日程は今後調整をしていただきますが、議会の意見を反映させた病院事業再編計画(案)につきまして、地域住民の方に対して丁寧に説明をさせていただき、そこからも御意見をいただきまして、その後、広く市民の意見を募るべく、パブリックコメントを実施することを考えております。こちらについても同様に、必要に応じて意見反映と修正を行いたいと考えております。この段階で病院事業再編計画(案)を成案化いたして、その後、成案化いたしましたら、病院事業再編計画(案)をもとに病院事業の設置に関する条例の改正を市議会に提案することを考えております。 跡地活用につきましては、先ほどの説明でもありました病院事業再編計画(案)31ページで、地域住民の方の要望があった場合には、一部売却に条件を付することを併せて今後も検討させていただきたいと思います。 原裕二議員 ありがとうございました。 10月15日までに我々の質疑とか意見とかを出すということなのですけれども、その前に審議会の内容がすごく気になるのですが、審議会の内容、例えば、議事録とかを提出の10月15日前にいただくことはできないでしょうか。 木村みね子議長 答弁を求めます。 地域医療課長 今、迅速に議事録等を作成しています。なるべく間に合わせるように頑張りたいと思います。 原裕二議員 ありがとうございました。 木村みね子議長 続きまして、市民力・立憲民主党。 山中啓之議員 よろしくお願いします。 まず、8月28日の新聞報道で我々議員が知り得たということは大変残念に思います。今後はこのようなことがないようにしていただきたいと思います。 今回、東松戸病院及び梨香苑の廃止という再編は、特に、減らすことは初めてなので、大変驚いて受け止めております。細かい内容については前者で了解といいますか、今出るところがあまりにも少ないと思いましたので、特に、27ページの病院事業再編計画(案)について以降は10分では到底まとめられませんので、会派で文書にて改めてまとめて提出させていただきたいと思います。 質疑事項として、大きなところで、本当に基本的な確認で恐縮なのですけれども、今回の廃止の理由、こちらが5点ほど並列されて27ページに記載されておりますが、これは、一言で言うと、財政的な理由の①が一番大きなやめる理由ということで、やめざるを得ないということで、前向きな話ではなくて、残念ながらよりよいやり方に変えていかなければいけないということが決定打となったと理解してよろしいでしょうか。つまり、社会的な医療関係の変化とかではなくて、うちが東松戸病院を経営すること自体が財政的に難しいという判断をされたということでよろしいのか。それでよろしいという判断でしたら、それでお願いします。逆に言えば、もっとお金があればこのままの状況で続けていくのかということです。本来ならば、改修ですとか大きな改善についても、積み立てるなどをしておいて、何十年後か先に積み立てておけば、このような理由①というものは出てこなかったと思うのですけれども、もっと早くしてもできたのか、できていないのか、わかりませんので、これは、もしかしたら東松戸病院だけではなくて、市立総合医療センター自体にもかかわる、市は病院を経営できる能力があるのか、ないのかということにかかわってくるので、この1点ははっきりとお認めいただけますでしょうか。 そして、2点目としましては、前者でも質疑が出て、確認できなかったのですけれども、今回の唐突な決定と発表について市民や議会に大きな困惑を来していることはもう共有していると思いますので、今後はそのようなことがないように、要所要所で途中経過報告などをされるおつもりはありますでしょうか。例えば、民間医療機関の参入がうまくいくのかとか、補助内容も、先ほどの城所正美議員の質疑に、柔軟にと。全く不明の内容ですし、緩和ケアを始め、市立総合医療センターへ移管する業務についても、人間ドックの別棟建設についても順調に推移するかどうかとか、あるいは、病院跡地の売却の行方など、令和5年度末以降も、こちらに載っていないところも含めての関心事が今後かなり続くことは必至だと思います。なので、決定した後に一気に出されるのではなくて、要所要所で議会とコミュニケーションをとっておくことは、今後、健康福祉常任委員会なのか、こうした市民も見られる全員協議会の場なのか、次はどこでどのように行うかというものは執行部としてどのように考えていらっしゃるのか、御存念があれば。 以上2点、教えてください。 木村みね子議長 答弁を求めます。 地域医療課長 今の御質疑にお答えいたします。 廃止の理由につきましては、先ほどの27ページにもあります。一つは、財政的な面が一番大きい。二つ目としては、施設的な老朽化が一番でございます。 二つ目につきましては、今回の全員協議会を含めて、要所要所で報告を今後させていただき、できる限り議会とのコミュニケーションをとっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 山中啓之議員 廃止の理由なのですけれども、今の御答弁だとわかりませんでした。1番目は財政的な理由で、2番目は老朽化だと言っていますけれども、老朽化対策も、しっかりとお金を積み立てていたりすれば、お金があれば大丈夫だったということになるので、広い意味では1番目の財政と似ている理由だと思うのです。五つにあえて細分化されていますけれども、一般的な意味で言えば、お金がないからこれ以上維持するのは難しくなったという理解でよろしいですよねということなのです。それでいいかどうかをはっきりと教えてください。お金がもしあれば、社会的変化があってもこのままの体制を維持するのかどうか、その辺りが不明瞭なのでこういう質疑が続いてしまいます。はっきりと教えてください。それが1点目です。 2点目は、できる限りコミュニケーションをとりたいということですので、了解しました。できる限りよろしくお願いいたします。 1点、よろしくお願いします。 木村みね子議長 答弁を求めます。 健康福祉部長 方針を記載いたしました27ページに書いてありますように、公立病院としての継続は困難であるという判断が一番大きかったものと思っております。 山中啓之議員 困難な理由が財政的な理由ですよねと聞いているのです。よろしいですか。書いてあることを読んで質疑をしていますので、書いていないことを教えてください。言葉が少し足りないと思います。 健康福祉部長 一番大きい原因は、やはり財政的な面でございます。 山中啓之議員 それを聞きたかったのです。ありがとうございました。質疑は結構です。 そうだとするのならば、今回、5~6億円の改善という言葉、数字を口にされましたが、これは、一般会計の繰り出しからするとほんの数割にすぎません。言いたいことは、本丸はあくまでも市立総合医療センターの経営改善であることは間違いないことでありまして、今後はしばらく東松戸病院及び梨香苑に世間の注目が集まると思いますが、こちらの本丸から目をそらしてはいけないということを強く申し添えさせていただきます。 質疑は以上です。ありがとうございました。 木村みね子議長 続きまして、箕輪信矢議員、ございますか。 箕輪信矢議員 特にありません。 木村みね子議長 承知いたしました。 どなたかほかに確認をしたい方はいらっしゃいますか。 宇津野史行議員 開かれたこの場でこうした議論がなされたことは大変有意義と感じています。これから我々会派も文書を提出いたしますが、ぜひどこかのタイミングでこうした機会をまた設けていただければと思っていますので、検討いただけるようにお願いいたしたいと思います。ありがとうございました。 DELI議員 すみません、1点だけ確認させてください。令和3年3月定例会でこれまでの経過や現状の報告があって、いわゆる大きな方針転換、話の結論づけの方針転換は3月以降にあったのかと思うのですが、その間の決定プロセス、結論づけになった決定プロセスを共有したいので、その間の会議録とか文書はお示しいただけないでしょうか。 木村みね子議長 議事録を開示するとおっしゃいましたよね。 DELI議員 審議会の議事録は再編計画、市の方針、廃止の方向性が結論づいた3月から6月までの間にどんな会議でそういう方向づけが。それをできるだけ共有できる。どういう決定プロセスだったのかを共有させていただきたいと思っているのですが。 木村みね子議長 それは、この資料ではなく、お答えできますか。 健康福祉部長 意思形成の過程におきましては、市の内部でさまざまな会議が行われております。先ほど私が申し上げましたように、総合政策会議ですとか総合調整会議といったような組織横断型の会議を複数持っておりまして、その中で議論を積み重ねた結果、方向性が決まったということでございます。個々の会議についてつぶさに議事録をとっていない状況がございますので、開示できるかどうかは検討させていただければと思います。 木村みね子議長 ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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